私は、2021年2月に基本情報技術者試験に合格しました。1年前にはブラウザの意味さえ分からなかったIT音痴の私が、本格的な勉強を開始してから1か月程度で午前・午後ともに9割以上の得点を取ることができました。
今回は、基本情報の取得を検討している方向けに、基本情報技術者試験の概要をご説明します。
1. 試験開催頻度と時期
基本情報技術者試験は現在CBTで受験可能であり、随時申し込み・受験が可能です。
基本情報技術者試験は、コロナ禍前まで年2回試験会場に集合して受験する形式であり、形式が時期によって変わるため、実際に受験する際は、以下のIPAのページを参照するようにしてください。
基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
2. 試験概要
基本情報は、IPAの主催する情報処理試験の中でも、特定の科目に偏らず、全般的な知識を問う試験です。科目Aと科目Bの試験でそれぞれ約6割以上獲得することで合格になります。
1.科目A試験
四肢択一のマーク式問題が60題出題されます。90分間で解く必要があります。
テクノロジ系が約40問、マネジメント系が約10問、ストラテジ系が約10問出題されるので、テクノロジ系を重点的に対策する必要があります。
2.科目B試験
100分間の試験で、20題の多肢選択問題が出題されます。
うち、16題がアルゴリズム・プログラミングから出題され、4題がセキュリティから出題される傾向があります。
3. 得点分布
以下の表はIPAより引用しているが、合格点600点に対し、受験者の点数分布は以下の通りです。
しっかり勉強すれば、合格が難しい試験ではないことがわかります。
4. 試験費用
7,500円(2023年11月時点)
5. 試験場所
受験申込時に指定したテストセンターにて受験します。
2023年11月現在、東京都だけで28カ所指定されているので、自宅に近いテストセンターを選んで受験してください。
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