私は、2021年4月の応用情報技術者試験に合格しました。基本情報技術者試験に合格してから約2ヶ月、勉強を開始してから3週間たらずで午前・午後ともに7割以上の得点を取ることができました。
今回は、応用情報の取得を検討している方向けに、応用情報技術者試験の概要をご説明します。
1. 試験開催頻度と時期
応用情報技術者試験は4月と10月に対面試験で開催されており、年に2回試験を受験可能です。
執筆時点で次に開催される試験日は、2022年10月9日です。以下のサイトに具体的な日程や申し込み期限が掲載されるので参考にしてください。なお、申込は受験日の約2ヶ月前までと早めに締め切られるので注意が必要です。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/_index_annai.html
2. 試験概要
応用情報は、IPAの主催する情報処理試験の中でも、特定の科目に偏らず、全般的な知識を問う試験です。午前と午後で2つの試験の試験で約6割以上獲得することで合格になります。
1.午前試験
9:30~12:00の150分間の試験で、四肢択一のマーク式問題が80題出題されます。
基本情報技術者試験の午前問題を少し難しくした内容であり、基本情報技術者試験で出題された過去問が出ることもあるため、比較的すぐ解けるようになるかと思います。
2.午後試験
13:00~15:30の150分間の試験で、記述式です。11問のうち、1問が必須、残りの10問のうち、4題を選択して解く形式です。11題は以下の分野から出題されます。情報セキュリティが必須の問題です。
- 情報セキュリティ
- 経営戦略
- プログラミング
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- データベース
- 組込みシステム
- 情報システム開発
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
3. 試験費用
7,500円(2022年6月時点)
4. 試験場所
試験はIPAから指定された場所で受験します。申し込み時に希望の都道府県を指定し、受験場が記載された受験票が送付されるので、それを見て、会場に向かいます。大学が試験会場となることが多いです。
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