1ヶ月で応用情報 ④勉強方法

資格試験勉強法

筆者は、2021年4月の応用情報技術者試験に合格しました。基本情報技術者試験に合格してから約2ヶ月、勉強を開始してから3週間たらずで午前・午後ともに7割以上の得点を取ることができました。

今回は、これまでご紹介した参考書やWEBサイトを使って、どのように勉強を進めたかを記載します。

1. 応用情報技術者試験ドットコムの勉強法

こちらのWEBサイトの利用方法は試験勉強初期・中期・後期で異なります。

全体を通じて

試験期間を通じて利用できるのは過去問道場での午前問題の演習です。
こちらがPC上で過去問道場を表示させた際の画面です。
それぞれのタブの利用場面、おすすめの使用方法をご説明します。

  • 試験回を指定して出題
    こちらは通学・通勤などの隙間時間での勉強に有効です。
    基本的には過去10年分くらいを選択し、状況に応じてオプション項目を選択して使用してみてください。なお、勉強が進むと正解の番号を覚えてしまうことがあるので、「選択肢をランダムに並べ替える」は選択することをおすすめします。
  • 分野を指定して出題
    学習開始初期段階ではこちらを選択して、学習した分野の復習に使用することができます。応用情報の学習範囲を一通り勉強した人は、苦手分野を重点的に勉強する際に使用してみてください。
  • 模擬試験形式で出題
    こちらを使用すると80題ないし40題出題され、その正答率等が把握できます。特に集中して午前問題を勉強したい時、勉強の成果を客観的に把握したい時におすすめです。
応用情報技術者過去問道場🥋

2. キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者

こちらのテキストは、応用情報技術者試験を受けるにあたって、最低限知っておきたい基礎知識を初学者にもわかりやすく解説してくれます。
キタミ式イラスト塾は基本情報技術者試験の参考書も販売してますが、そちらをすでに持っている方は基本情報のテキストでも問題ないです。実際、筆者は基本情報で使用したテキストを使用して勉強しました。
こちらのテキストの使用方法はITの知識がどれくらいあるかによって異なります。

  • 初学者
    テキストを1章からしっかり読み込むことをおすすめします。1度目はさらっと読んでわからないところは飛ばしましょう。2度目に読む際はわからないところがなくなるよう、じっくり読んでみましょう。読んでもわからないところがあればキーワードをYouTubeで検索すると良い解説動画がいくつも上がっているので、動画の力もかりつつ理解していきましょう。
  • 学習中の方
    目次を見て、よく理解できていない分野のみ読み込んでみましょう。それ以外は放置して、過去問道場に入ってしまって良いかと思います。過去問道場を解いていく中で、解説を見てもわからない内容があれば、キタミ式テキストに戻って、勉強することをおすすめします。
  • 基本情報技術者合格レベルの方
    こちらのテキストなしでも合格可能かと思います。基本情報技術者試験は合格しているが、数年前で全て忘れているなど心配な方は「学習中の方」の使用法で使ってみてください。午前問題1年分解いてみて、解説を読んでもよくわからない、ネットでキーワードを検索しても理解できない問題が5つ以上あれば購入をおすすめします。

3. 応用情報技術者 午後問題の重点対策

こちらは応用情報技術者試験の午後試験を学習する人におすすめの参考書です。
応用情報の午後試験は以下の11科目ありますが、実際に試験で使用するのは、情報セキュリティに加えて4科目のみです。資格試験合格が目標であれば、全て問題を解く必要はないです。
おすすめは最初こちらの本の各科目の過去問を軽く見てみて、10科目のうち、選択したい科目を6科目くらい絞ります。その後、6科目の過去問を3回ずつ解いてみて、得意科目5つに絞って学習していきましょう。
絞って学習する科目については、「応用情報技術者 午後問題の重点対策」に載っている全ての過去問を解き、自己採点してみましょう。安定して7〜8割取れるようになれば安心です。全て解いても点数に不安がある場合は、参考書に載っていない過去問を新しい年次から順に解いていくことをおすすめします。

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